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薄毛が気になる季節はいつでしょうか?夏は多くの方が薄毛を気にする季節とされています。これには、頭皮に悪影響が及ぶシーンが夏に多いことが関係しています。夏は、頭皮や髪への負担が大きくなりやすいため、十分に対策することが大切です。ここでは、夏に薄毛が気になりやすい理由や薄毛対策について詳しく解説します。
アンファー株式会社が20~50代の男女800人に対して行ったアンケート調査では、約7割の人が「春夏秋冬の中で特に夏に薄毛が気になる」と回答しました。これは、プールや海に行く機会が増え、頭皮に強い紫外線を浴びることや汗をかくことなど、髪や頭皮の負担が大きくなりやすいためでしょう。
夏のどのようなシーンで頭皮や髪に大きな負担がかかるのか詳しく見ていきましょう。
夏はプールや海に行く機会が多いため、それだけ頻繁に紫外線を浴びます。また、室内プールでも髪と頭皮が濡れることが多く、雑菌が繁殖したり乾燥したりしがちです。不特定多数の人が入るプールは衛生面に問題が起きるケースもあり、頭皮に良い環境とは言えません。
夏に出かけると、日常的に強い紫外線を浴びることになります。それだけ頭皮が大きなダメージを頻繁に受けることになるため、薄毛や乾燥、フケ、やけどなどのリスクが高まります。ちょっとした外出でも短時間で日焼けすることもあるため、夏の外出はなるべく控えた方がよいでしょう。
夏は基本的にエアコンで部屋の温度を調整します。しかし、エアコンは空気中の熱を奪い、部屋の湿度を下げる働きもあるため、どうしても部屋が乾燥するのです。その結果、頭皮の水分が奪われてしまい、頭皮環境が悪くなる場合があります。乾燥した状態では、強い紫外線によるダメージも受けやすくなるため、ますます薄毛のリスクが高まります。
汗は、99%が水で構成されていますが、アンモニアやタンパク質なども含まれており、頭皮に刺激を与える場合があります。汗の役割は、蒸発するときに熱を奪って体温を下げることのため、暑い環境にいると体温が上がって汗が出るのです。
汗をこまめに拭くにしても、その摩擦によって頭皮環境が悪くなることも否定できません。
夏の薄毛を防ぐために、次のポイントを押さえましょう。
夏は汗や皮脂で頭皮が汚れがちなため、毎日欠かさず入浴しましょう。湯船につからなくとも、シャワーを浴びる、洗髪するなどして肌を清潔に保つことが大切です。熱い湯につかると汗をかいてしまうので、少しぬるめの湯につかるのがおすすめです。ドライヤーも温風である程度乾かしてから冷風を当てると、汗をかくのを防げるでしょう。
帽子や日傘を活用して、頭皮に強い紫外線が当たらないようにしましょう。UVカット率99%のものであれば、紫外線がほとんど通過しません。ただし、帽子を長時間被ると蒸れて汗をかくため、こまめに脱いで頭皮と髪を乾かしてください。
麻素材の帽子は軽くて通気性に優れているため、比較的蒸れにくいでしょう。
汗をかいたら小まめにふくことが大切です。汗を放置すると肌に刺激成分が長く留まることになるため、それだけ頭皮に強い刺激が及ぶ恐れがあります。汗は、タオルでごしごしと拭き取るのではなく、吸水性が良いタオルを軽く当てて、汗を吸わせるようにしましょう。ポリエステル製のタオルは吸水性がよい一方で肌触りが悪く、摩擦してしまいがちです。
なるべく綿100%の肌触りがよいタオルを使ってみてください。なお、タオルは1日1回必ず洗濯して、清潔なタオルを使うことが大切です。汗で濡れたタオルを放置すると雑菌が増えて不潔な状態になり、それで汗を拭くと肌トラブルが起きる恐れがあります。
頭皮の健康を保つために心がけたいのが、栄養バランスのとれた食事を継続することです。たまに栄養をとる方法では、頭皮の健康を保つことができません。頭皮を含め、全身の肌の外側には角質層があり、外部刺激から肌を守っています。この角質層を構成する角質細胞は、定期的に生まれ変わって機能を維持しています。
この角質細胞を作るために必要なタンパク質やビタミンなどが不足すると、頭皮の状態が悪くなり、紫外線の影響を受けやすくなるのです。
頭皮が乾燥しやすい場合は、加湿器を使うのがおすすめです。エアコンで湿度が下がっても、加湿器を使えば適切な湿度を保つことができます。加湿器の中にはアロマオイルを使用できるものもあり、香りを楽しみながら頭皮の健康を保つことも可能です。
気温に対して最適な湿度になるように加湿してくれるタイプの加湿器であれば、部屋の湿度に合わせて電源をON・OFFする必要がありません。
健康な頭皮を守るために、十分かつ良質な睡眠を取ることも大切です。頭皮の角質細胞の生まれ変わりには、成長ホルモンが欠かせません。成長ホルモンは熟睡しているときに多く分泌されるため、睡眠時間だけではなく睡眠の質にも注目する必要があります。
寝る前のスマホ操作や入浴、激しい運動などは睡眠の質の低下を招くため注意しましょう。寝る前は布団やベッドに入って部屋を薄暗くし、静かに過ごすことが大切です。また、寝る前の飲酒も睡眠の質の低下を招くうえに、飲酒しなければ寝付けなくなるリスクもあります。
適度な運動には、血流を促すことで頭皮の栄養状態を良好に保つ効果が期待できます。どれだけ十分に栄養を摂っても、頭皮に栄養を供給できなければ頭皮の状態は悪くなるでしょう。ウォーキングやランニング、サイクリング、水泳といった有酸素運動を習慣づけてみてください。運動する時間がない場合は、早く起きて散歩したり、1つ手前のバス停や駅で降りたりして、少しでも運動量を増やすことが大切です。
夏は頭皮に強い紫外線が降り注いだり、汗で不潔になりやすかったりするため、薄毛のリスクが高まるとされています。薄毛が気になるからといって外出をほとんどしない場合、それはそれでストレスが溜まるでしょう。また、外で働いている場合は外に出ざるを得ません。頭皮への悪影響をなるべく抑えるために、十分かつ良質な睡眠や栄養バランスのとれた食事、適度な運動などを習慣づけましょう。