発毛・育毛、AGA・薄毛治療なら水戸中央美容形成クリニック

お問い合わせ専用フリーダイヤル 0120-007-763

湯シャンで薄毛を防げるって本当?期待できる効果や注意点を解説

湯シャンで薄毛を防げる、頭皮の調子がよくなったという声を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。湯シャンは、結論から言えば薄毛を防ぐ効果はありません。また、正しい方法で行わなければ肌トラブルが起きる恐れがあります。合う・合わないもあるので、湯シャンをやってみようと考えている方は慎重な姿勢を持つことが大切です。

ここでは、湯シャンの方法や期待できる効果、注意点などについて詳しく解説します。

◆湯シャンとは

湯シャンとは、シャンプーやリンスなどを使わずに湯だけで洗うことです。湯には皮脂を分解する成分は含まれていませんが、温められた皮脂は指でこするだけで簡単に落とせます。そのため、シャンプーを使わなくてもよいという声から、湯シャンが生まれたのです。ただし、湯シャンが誕生した背景には、シャンプーが頭皮によくないという根拠のないうわさがあります。

そのため、湯シャンをしても問題ないのかどうか、慎重な姿勢で見極めることが大切です。

◆湯シャンに期待できる効果

湯シャンには、どのような効果が期待できるのか詳しく見ていきましょう。

フケの抑制

湯シャンをすることで、皮脂が過剰に洗い流されるのを防げるため、フケの抑制に繋がるといわれています。確かに、洗いすぎはフケの原因ではありますが、通常どおりにシャンプーをしていれば問題ありません。

むしろ、十分に洗えていないためにフケが発生した可能性もあります。

ベタつきの軽減

皮脂を過剰に洗い流すと、身体が皮脂の分泌を増やします。そのため、シャンプーで間違った洗い方をしており、皮脂を洗い流しすぎている場合は頭皮がベタつくことがあるのです。このような人が湯シャンに切り替えれば、一時的に皮脂分泌が正常化されてベタつきが軽減されるかもしれません。

しかし、湯シャンを続けると皮脂が溜まり続けることで、ベタつきが生じる可能性もあります。

湿疹の改善

頭皮をシャンプーが刺激して湿疹ができていた場合は、シャンプーの使用をやめると改善する可能性があります。これは、厳密には湯シャンの効果ではなく、単に原因となっているシャンプーの使用をやめたから湿疹が改善したに過ぎません。

また、シャンプーを使用しないことで汚れを十分に洗い流せなかった場合も湿疹が起きる恐れがあります。シャンプーの成分に原因がある場合は、その成分が含まれていないシャンプーを使うとよいでしょう。湯シャンは湿疹の根本的な解決策にならないことに注意が必要です。

◆湯シャンで薄毛は防げない

湯シャンで薄毛を防げるとの噂がありますが、実際には防ぐことはできません。そもそも、薄毛は男性ホルモンのテストステロンが頭皮の5αリダクターゼと結合し、ジヒドロテストステロンが合成されることが始まりです。

ジヒドロテストステロンが頭皮の男性ホルモン受容体に取り込まれると、毛乳頭細胞に脱毛シグナルを発信し、髪の成長が阻害されます。このメカニズムの中に、湯シャンが関与するところは1つもありません。そのため、湯シャンは薄毛を予防する効果はないと言えるでしょう。

仮に、薄毛を予防できることがあるとすれば、それは間違ったシャンプーによって頭皮にかゆみがおきており、それをかきむしることで髪が抜けてしまうのを防ぐ効果ではないでしょうか。ただし、前述したように湯シャンを続けると結果的には同じ症状に悩まされることになる可能性があります。

◆湯シャンが合う人・合わない人

湯シャンを長期間続けても頭皮の調子がよい状態を維持できる人もいるかもしれません。湯シャンが合う人、合わない人について解説します。

湯シャンが合う人

皮脂の量が少ない、角質が薄いなどの理由で頭皮のバリア機能が低下している場合、シャンプーを使わない方がよいかもしれません。ただし、このような人が湯シャンによって症状が改善したり予防できたりしたといった報告はなく、医学的根拠に乏しいものです。

合わない人

多くの人は湯シャンは合わないと考えられるでしょう。特に、皮脂の分泌が多い人は、湯シャンで過剰な皮脂を十分に洗い流すことができず、頭皮トラブルが起きるリスクが高まると考えられます。

◆湯シャンをする際の注意点

湯シャンを試してみるのであれば、次の注意点を押さえましょう。

髪が汚れたときはシャンプーをする

髪が汚れた場合は、湯シャンではなくシャンプーを使いましょう。湯シャンでどれだけ丁寧に洗っても、汚れを十分に落とすことはできません。毎日湯シャンすると、多くの人は頭皮がかゆくなったりベタついたりするでしょう。

熱い湯は頭皮環境の乱れを引き起こす

湯シャンだけでは汚れを十分に落とせないのであれば、熱い湯を使えばよいと考える人もいるかもしれません。しかし、熱い湯は頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまい、頭皮環境の悪化を招く恐れがあります。そのため、38~42℃程度の湯で湯シャンしましょう。

合わないときはすぐにやめる

湯シャンが合わないと感じたときは、すぐにやめましょう。そのまま湯シャンを続けると、頭皮環境がますます悪くなる恐れがあります。湯シャンは効果が出るのが遅いからとにかく続けた方がよいという情報もありますが、医学的根拠がありません。

頭皮の状態が悪化し続けていき、いずれ好転するといったことはないため、合わないと感じた段階でやめましょう。

◆正しい方法でシャンプーを使って洗髪しよう

シャンプーを使っていて頭皮環境が乱れるのであれば、シャンプーが頭皮に合っていないか洗髪方法を間違えていると考えられます。シャンプーには、高級アルコール系や石けん系、アミノ酸系があります。高級アルコール系は薬局やドラッグストアなどで広く販売されている一般的なものです。

洗浄力が高いため、必要な皮脂まで洗い流して頭皮環境の乱れを引き起こす場合があります。石けん系やアミノ酸系のシャンプーを試してみるのがおすすめです。

また、次の手順を守って洗髪しましょう。

  • (1) ぬるま湯で頭皮からよく洗って汚れを洗い流す
  • (2) シャンプーをよく泡立てて指の腹で洗う
  • (3) シャンプーが残らないように頭皮からしっかりすすぐ
  • (4) タオルドライをしてからドライヤーをする

このように、自分に合ったシャンプーを使って正しい手順で洗髪すれば、多くの場合は頭皮環境が整うでしょう。それでも頭皮環境が悪い場合は、クリニックを受診することをおすすめします。

◆まとめ

湯シャンで薄毛を防げるとの噂がありますが、真実ではありません。湯シャンを続ければ頭皮環境がよくなると思い込んで続けると、かえって薄毛のリスクが高まる可能性もあります。湯シャンを試してみるのであれば、正しい方法で行いましょう。また、少しでも異変を感じたら通常どおりの洗髪に戻すことが大切です。

水戸中央美容形成クリニック フリーダイヤル:0120-007-763

私たちにお任せください。担当医が親身に対応いたします。

クリニック紹介
  • HARG治療について
  • 症例とQ&A
  • 料金表
  • 毛髪コラム
  • 女性の薄毛治療
  • 当院は自由診療のクリニックです。公的保険については適用範囲外となります。