発毛・育毛、AGA・薄毛治療なら水戸中央美容形成クリニック


花粉が飛ぶ季節になると、頭皮のかゆみを訴える人が増えます。この場合、花粉が薄毛に悪影響を及ぼすのではないかと不安に感じる方が多いのではないでしょうか。花粉は薄毛に影響を与える可能性があるため、適切に対策することが大切です。ここでは、花粉が薄毛に影響を与える噂について、真実を解説します。
花粉に対してアレルギーがある場合、花粉が頭皮に付着すると炎症が起きる可能性があります。頭皮に炎症が起きた場合、かゆみが生じることがあり、その部分をかきむしることで物理的刺激によって髪が抜けるケースが少なくありません。
また、毛穴にまで炎症が広がると、髪が抜け落ちる可能性もあります。ただし、花粉による頭皮の炎症が毛穴にまで広がることは稀でしょう。いずれにしても、頭皮に炎症が起きた際は、適切な治療を受けることが大切です。
頭皮に炎症が起きた場合、自己判断で薬を使用してはいけません。頭皮に炎症が起きる原因は花粉だけではなく、マラセチア菌が皮脂をエサに増殖し、炎症を引き起こしているケースもあります。この場合、市販の抗炎症剤では改善しないばかりか悪化する可能性もあるのです。
また、原因を取り除かなければ何度も再発する恐れがあるため、原因を知り、適切に対処するためにもまずはクリニックを受診しましょう。
花粉アレルギーには、根本的な治療法がありません。そのため、花粉によるアレルギー症状を抑える薬を服用したり、花粉の体内への侵入や肌への付着を防いだりするしかないのです。頭皮に花粉が付着して炎症が起きるのであれば、次のように対処しましょう。
帽子をかぶることで、花粉が頭皮に付着するのを防ぐことができます。ただし、帽子を脱ぐときに、帽子に付着した花粉が飛散して、それが頭に付着する恐れがあります。勢いよく脱ぐのではなく、花粉が周囲に散らないようにゆっくり脱ぎましょう。そして、帽子を外ではたいてから屋内に持ち込んでください。
帽子は、できるだけ繊維の密度が高いものがおすすめです。通気性がかなり良い帽子は花粉を通してしまう場合があります。
頭についた花粉をこまめに払い落とすことで、頭皮への影響を抑えられる場合があります。花粉が頭皮に付着して間もなくアレルギー反応が起きるため、花粉を取り除いても炎症がすぐに治まるわけではありません。しかし、花粉が付着したまま放置するよりは、炎症が早く鎮まることが期待できます。
帰宅したら、できるだけ早く頭を洗い、花粉をしっかり取り除きましょう。お湯ですすぐだけでも花粉を取り除くことができます。このとき、気持ちがいいからといって熱すぎる湯で洗ってはいけません。熱すぎる湯は皮脂を過剰に落としてバリア機能を低下させるため、花粉による影響が大きくなる恐れがあります。
花粉の季節に薄毛が進行しているように感じ、花粉の影響だと自己判断するのは禁物です。花粉は1年中飛んでいますが、スギは2~4月と10~11月、ヒノキは2月と3月中旬~5月頃、イネは3月中旬~6月中旬、7月中旬~10月頃までに多く飛びます。まずは、自分がどの花粉のアレルギーなのかを突き止めましょう。
また、花粉の季節に薄毛が進行しているように感じた場合は、他の要因も探ることが大切です。例えば、4月は新生活が始まるタイミングのため、慣れない環境に身を置くことでストレスが溜まりがちです。
ストレスは自律神経のバランスを崩すことで血流の低下を招きます。頭皮に十分な栄養が届かなくなることで、薄毛に悪影響が及ぶ可能性があります。この場合、ストレスをこまめに発散させれば、薄毛への影響を抑えられるかもしれません。
花粉の季節に薄毛が気になったときは、次のように対処しましょう。
まずは、花粉症の治療を受けて、少しでも頭皮への影響を抑えることが先決です。花粉症の治療法は複数ありますが、基本的には薬物療法が適用されます。薬によって効果や副作用が異なるため、医師や薬剤師から説明を受けて、用法用量を守って服用しましょう。
薄毛が進行しているように感じた場合、治療の効果がないのだと自己判断し、治療をやめてしまう方がいます。薄毛の中でもAGAは進行性のため、治療をやめると薄毛の範囲が広がる恐れがあります。
花粉やストレスなど、さまざまな影響で抜け毛が増えたり薄毛の範囲が広くなったりしても、治療は継続することが大切です。
生活が乱れると成長ホルモンの低下、栄養不足、血流の低下などによって髪の成長状態が悪くなる場合があります。花粉やストレスなどの影響を受けていると感じた際は、生活習慣を整えることを意識しましょう。もちろん、影響を感じていなくても生活習慣を整えるのは大切なことです。
良質な睡眠、栄養バランスのとれた食事、適度な運動、趣味を楽しむなどしましょう。
花粉のほかにも、頭皮に刺激を与えるものがあります。空気中のほこりや化学物質、過剰な皮脂、洗浄力が強いシャンプーなどは頭皮に刺激を与えます。これらの刺激も結果的に抜け毛に繋がる可能性があるため注意しましょう。
花粉にアレルギーを持っていると、頭皮に付着した際に炎症が起きる場合があります。花粉による炎症が起きたからといって、すぐに薄毛に悪影響が及ぶわけではありません。しかし、かゆみによってかきむしることで髪が抜けたり、毛穴に炎症が広がって抜け毛が増えたりする場合があるため、早期に対処することが大切です。
薄毛の治療を受けつつ、花粉症の治療も受けるようにしましょう。