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秋になると、髪が普段以上に抜ける方は多いのではないでしょうか。秋に抜け毛が増える原因を解消すれば、秋の抜け毛を防げるかもしれません。原因を解消しても髪が抜ける場合は、AGAやFAGAの可能性があります。ここでは秋の抜け毛の原因と対策方法について詳しくご紹介します。
秋に抜け毛が増える原因は解明されていませんが、次のような説があります。
夏は、紫外線が強い季節です。夏に紫外線による頭皮ダメージを受けた場合、ちょうど秋頃に影響が現れて抜け毛が増える可能性があります。真夏に帽子をかぶらずに外出すると紫外線ダメージが大きくなります。また、坊主頭や短髪で過ごした人は、より強い紫外線ダメージを受けているはずです。
紫外線の影響で頭皮の水分を保持する成分が失われると、頭皮が乾燥して炎症が起こりやすくなります。毛穴に炎症が起きると髪が抜け落ちる可能性があります。
夏バテの影響で食事を十分にとれなかった場合、髪や頭皮が栄養不足になる恐れがあります。その結果、健康な髪が育たない、髪が抜け落ちるといったトラブルが起こります。例年、夏バテしており食事を十分にとれておらず、毎年決まって秋に抜け毛が増える場合は栄養不足が原因かもしれません。
秋の抜け毛は、しばらくすると改善することが多いので特に心配はありません。しかし、AGAやFAGAが隠れているケースもあるので注意が必要です。秋に抜け毛が増えたときは、次のポイントをチェックしましょう。
健康な状態でも、1日に100本前後の髪が抜けます。この100本という量は、普通に生活していると気づくことが難しい程度の量です。多量の抜け毛があると、寝具や風呂の排水口の髪が気になったり、シャンプーのときに抜け毛が手に絡みついたりします。
このような異常な抜け毛が長く続く場合は、季節的なものではなくAGAやFAGAなどの可能性があります。
正常な髪の毛根部は球状です。毛根が退化したことで抜けた場合は、毛根が細く尖った形をしています。このような髪が抜けた場合は、AGAやFAGAなどが関連している可能性があります。
秋の抜け毛に悩んでいる方は、次のように対処してみましょう。
秋の抜け毛の原因が夏バテによる栄養不足の場合は、十分に栄養をとることで改善する可能性があります。髪に必要な栄養と言えば、タンパク質やミネラルをイメージする方が多いのではないでしょうか。確かに、タンパク質やミネラルは髪の生成に深く関係していますが、他にも糖質や脂質、ビタミン類なども間接的に髪の健康に関係しています。
例えばビタミンAは、皮膚や粘膜の健康を保つ役割があります。ビタミンEは血行を促して栄養を頭皮へ届ける役割を果たします。そのため、さまざまな栄養をバランスよくとることが髪の健康に繋がるのです。
夏に受けた紫外線ダメージで頭皮の状態が悪くなっている場合は、引き続き紫外線対策を続けましょう。秋の紫外線量はそれほど多くありませんが、ダメージを受けている頭皮はバリア機能が低下しているため、比較的少ない紫外線でも大きな影響を受ける恐れがあります。
紫外線対策の基本は、帽子をかぶる、日傘をさす、強い日差しが照りつける場所を避けるなどです。また、日焼け止めスプレーを使うのもおすすめです。
秋の抜け毛をできるだけ減らすには、夏から対策を始める必要があります。次のように対策しましょう。
夏バテとは、夏に起きる倦怠感や食欲不振、イライラなどの症状のことです。冷房が効いた部屋と猛暑の屋外を出入りすることで、急激な温度差によって自律神経が乱れます。その結果、体温調節に異常が起きて不快な症状が現れるものと考えられています。
さらに、汗でミネラルが失われることも関連しているといわれています。夏バテを防ぐ方法は、こまめな水分補給、室温と外気温の差を5℃以上にしない、湯船につかる、十分に睡眠をとる、適度に運動するなどです。夏バテを防ぐことで食欲不振で栄養不足になる事態を防げるでしょう。
夏の紫外線対策を徹底することで、秋の抜け毛のリスクを抑えられます。紫外線量が最も強いのは8月頃ですが、実は5月にはすでに多くの紫外線が地上に降り注いでいます。そのため、5月にはすでに十分な紫外線対策を始めておくことが大切です。
秋は、次のような理由で薄毛を悪化させやすい季節と言えます。
8月は転職や転勤の季節です。9月からは慣れない土地、職場で働くことになり、ストレスが溜まりがちになります。ストレスを受けると即座に薄毛が進行するわけではありませんが、持続するストレスはある程度の影響が及ぶと考えられます。
例えば、強いストレスは自律神経のバランスを乱すため、食欲不振を招くことがあります。その結果、髪の成長に必要な栄養が不足し、薄毛が悪化することも否定できません。さらに、血流が悪くなり、頭皮への栄養の供給が低下して薄毛のリスクが高まる可能性もあります。
休息や趣味を楽しむなどして、ストレスをこまめに解消しましょう。
食欲の秋と呼ばれるように、秋はさまざまな食べ物が旬を迎えるため、つい食べ過ぎてしまいやすい季節です。糖質・脂質を過剰に摂ると、頭皮から皮脂が過剰に分泌されるようになります。その皮脂を栄養源に頭皮の常在菌が異常に増えると、炎症を引き起こす場合があります。
炎症に伴って強いかゆみが起きると、かきむしることで髪が抜けてしまうことも予想されます。髪にはさまざまな栄養が必要ですが、糖質・脂質の摂りすぎは逆効果であることを覚えておきましょう。
秋の抜け毛が気になるときはセルフケアで様子を見るのではなく、早めにクリニックを受診しましょう。秋の一時的な抜け毛であれば、しばらくすると髪が再び生えてくると考えられます。しかし、AGAやFAGAは治療を受けなければ薄毛の範囲が広がる恐れがあります。
秋は夏の紫外線や夏バテによる栄養不足の影響で抜け毛が増える時期です。抜け毛を防ぐには、夏よりも前から紫外線対策を始めると共に、夏バテを対策する必要があります。また、秋の抜け毛だと思っていたらAGAやFAGAが隠れていたというケースもあるので、まずはクリニックを受診することが大切です。