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食べ物で薄毛が改善するのはウソ?ホント?薄毛専門クリニックが徹底解説!

インターネットの普及に伴い、○○を食べれば髪が生えるというネットの情報を目にすることが増えました。中には、薬を使った治療よりも食べ物による薄毛ケアを優先する人もいます。このような事態は薄毛に悩む人の増加を招く恐れがあります。そもそも、食べ物で薄毛が改善するのは本当なのでしょうか。今回は、食べ物と薄毛の関係や改善効果の有無について詳しくご紹介します。

◆食べ物で薄毛が改善するという噂は本当?

食べ物で薄毛が改善するという噂がありますが、結論から言えばウソです。ただし、栄養不足が原因で髪の成長状態が悪くなっている場合は、足りない栄養を補える食べ物を食べることで薄毛が改善する可能性があります。しかし、このようなケースは非常に稀でしょう。

薄毛の多くは、AGAによるものといわれています。AGAのメカニズムは、男性ホルモンのテストステロンが頭皮の5αリダクターゼと結合することでジヒドロテストステロンとなり、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体に取り込まれて脱毛シグナルを出すことです。

このメカニズムにおいて、食べ物は一切関係がありません。つまり、AGAを食べ物で改善したり予防したりはできないのです。

◆髪に関係する栄養素

髪に必要な栄養素は、タンパク質のケラチン、ミネラル、ビタミン類です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

ケラチン

ケラチンは、髪を構成するタンパク質です。ケラチンを含む食べ物を食べるのではなく、タンパク質を含む食べ物を食べることで、体内で再合成されます。タンパク質を多く含む食べ物は、牛肉や豚肉、鶏肉、たまご、魚介類などです。

ミネラル

ミネラルとは、カルシウムやマグネシウム、亜鉛などのことです。中でも薄毛に関係しているのは亜鉛です。亜鉛は、髪を生み出す毛母細胞の増殖を促すだけではなく、ジヒドロテストステロンの発生を抑えます。亜鉛を多く含む食べ物は、牡蠣や豚レバー、いわし、納豆、ナッツ類などです。

ビタミン類

皮膚や粘膜の健康を保つビタミンAやケラチンの合成をサポートするビタミンB群などは、髪の成長に欠かせない栄養素です。ビタミンAは、うなぎ、にんじん、かぼちゃなど、ビタミンB群はししゃも、あさり、まいたけなどに多く含まれています。

◆健康な髪を作るための食生活のポイント

健康な髪を作るためには、次のポイントを押さえる必要があります。

規則正しく食事をとる

1日3食、規則正しくとることが大切です。食事を抜くと、次の食事で糖質を過剰に取り込んでしまい、血糖値が急激に上昇します。血糖値が高い状態では血液の粘度が高まり、頭皮への血流が低下します。血液は栄養を運ぶ役割を果たすため、結果的に髪が栄養不足となり、健康な髪の成長に悪影響を及ぼすのです。

食物繊維を最初に食べる

太りやすい人は、食物繊維、タンパク質、糖質の順にとることが大切です。まずは、サラダや副菜から食べて、次に肉や魚を食べます。そして、最後にご飯やパンなどを食べることで、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

反対に、いきなりご飯やパンから食べると血糖値が急激に上昇し、中性脂肪が作られやすくなります。脂肪が過剰に蓄えられると皮脂の分泌が増加して、頭皮環境が乱れる恐れもあるため、太りにくい食べ方を心がけることが大切です。

◆食べ物から栄養をとりながらサプリを飲むのは薄毛の改善に有効?

食べ物から栄養を十分にとることで薄毛を改善できると思い違いをしている方は、サプリで栄養補給することを考えるケースが多いのではないでしょうか。普段の食事に加えてサプリで多くの栄養をとれば、髪の生成が促されるのではないかと思うのはごく自然なことです。

しかし、食べ物の栄養に加えてサプリで栄養をさらに補給することはおすすめできません。ビタミンCのように身体に蓄積されにくい栄養素は別として、ビタミンAやビタミンEのような身体にため込まれやすい栄養素を過剰にとると、体調に異変が起きる恐れがあります。

育毛サプリの名称で、健康な髪を育てるために必要な栄養素を配合したサプリが登場していますが、薄毛の改善効果はありません。

◆食べ物から栄養を十分にとることにメリットはない?

食べ物に含まれる栄養素が薄毛を改善するというよりは、髪が生える環境を整えるといった方が正しいでしょう。食べ物から栄養を十分にとることで、髪が育つ環境が整います。そのため、食べ物から栄養を十分にとることにメリットがないわけではありません。また、栄養は頭皮環境を整えるためにも必要なため、日頃から不足しないように注意が必要です。

◆食べ物に薄毛改善効果があると思い込むデメリット

栄養バランスのとれた食生活を心がけるのは良いことですが、食べ物に薄毛改善効果があると思い込むのは好ましくありません。食べ物から栄養素をしっかりとっているから大丈夫と思い、薄毛の治療を受けずに放置する恐れがあります。

これは、髪を生やす効果がない育毛剤を発毛剤と思い違いをして使い続けるのとよく似ています。薄毛を改善する唯一の方法は、クリニックで適切な治療を受けることです。どれだけ頭皮環境を整えて、栄養バランスのとれた食生活を心がけていても、薄毛が改善することはないでしょう。

クリニックで治療を受けながら、生活習慣や食生活などを整えることを心がけてみてください。

◆食べ物によって薄毛になることはある?

食べ物で薄毛を改善できるという噂の他に、食べ物で薄毛になるという噂もあります。例えば、卵に含まれているアビジンが育毛を促すビオチンと結合すると、その効果が失われるといわれています。確かに、理論上は薄毛を助長する可能性がありますが、卵は多くの日本人が食べていることを考えると、薄毛に及ぼす影響はごくわずかだと考えられます。

また、ファストフードやインスタント食品に多く含まれている添加物も薄毛の悪化を招くとの噂があります。例えば、添加物のフィチン酸やポリリン酸は、亜鉛の排出を促すことがわかっています。ただし、添加物を大量にとるわけではないので、髪に悪影響を及ぼすほどに亜鉛が大量に排出される心配はありません。

このように、食べ物で薄毛になるという噂と、薄毛を改善できるという噂はどちらもウソと言えるのです。

◆まとめ

食べ物からとる栄養素は髪の健康に関係しています。しかし、薄毛を悪化させたり改善したりするほどの効果はありません。食べ物に関する噂に惑わされず、適切に対処することが大切です。少しでも薄毛が気になったら、食生活の改善で対処しようとせずに、まずは薄毛専門クリニックを受信しましょう。自分に合った適切な治療を早期に開始することで、薄毛が悪化する前に対処できます。

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