発毛・育毛、AGA・薄毛治療なら水戸中央美容形成クリニック
薄毛は一生治らないと聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。薄毛が治らないことに絶望することで治療を受けるのを諦めてしまい、薄毛がますます悪化する場合もあります。薄毛は一生治らないのは本当なのか、薄毛を改善するには何をすれば良いのか詳しくご紹介します。
そもそも、なぜ薄毛が一生治らないと言われているのでしょうか。これは、薄毛に次のような特徴があるためです。
薄毛のなりやすさには、ある遺伝子が関係しています。遺伝子は母親から受け継がれるため、方の親や親族に薄毛の人がいた場合、ご自身も薄毛のリスクが高くなります。遺伝子が関係している病気に対して、完治できないというイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。そのような方は、薄毛は完治しないものと思い込んでしまう可能性があります。
薄毛の原因の多くを占めるAGAには、根本的な解決法がありません。治療では、AGAを引き起こすジヒドロテストステロンの生成を抑えるために、その材料となる5αリダクターゼを阻害する薬を使用します。これは、AGAの進行を抑える薬であり、一度飲めばAGAが完治するといった薬ではありません。
また、発毛薬を使用することで、AGAによる薄毛を改善できる可能性がありますが、薬の使用をやめると再び薄毛が進行するでしょう。このように、根本的な解決法がないため、薄毛は一生治らないと言われているのです。
薄毛が一生治らないのは事実ですが、完治の定義は人それぞれです。例えば、「薬を飲み続けるにしても、薄毛が進行しないのであれば完治」と判断する人もいます。一方で、「薬の服用をやめると薄毛が再び進行するのであれば、完治とは言えない」と考える人もいるでしょう。
前者の考えであれば、薄毛は完治できる可能性があります。それでは、薄毛の悩みを少しでも改善するには、どのような対策が必要なのか詳しく見ていきましょう。
薬を使用することで、薄毛の進行を抑えられる可能性があります。ただし、円形脱毛症が原因の薄毛に関しては、改善や発症予防の効果がある薬が存在しません。AGAによる薄毛は、ジヒドロテストステロンの生成を抑えることで進行予防の効果が期待できます。
また、髪の成長を促す発毛薬を使用すると、AGAによって失われた髪が再び生えるようになる可能性があります。治療を受けずにAGAを放置すると、薄毛の範囲が広がります。最初はそれほど気にならなくても、進行することで大きなコンプレックスになる恐れがあります。
薄毛をウィッグや帽子などで隠すことで、薄毛の悩みを解消できる可能性があります。ただし、1日中ウィッグや帽子を被っていると、頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなり、炎症が起きる恐れがあるため注意が必要です。
頭皮に炎症が起きると、かゆみや赤みなどの症状が現れます。毛穴にまで炎症が広がると、髪が抜け落ちて薄毛になる可能性があります。このような薄毛は、原因となった炎症が鎮まれば髪が再び生えることが多いでしょう。
薄毛の発症を絶対に防ぐ方法は存在しません。遺伝的な要因が関係しているAGAは、遺伝子治療が可能にならない限りは発症を防ぐことはできないでしょう。そのため、少しでもAGAの発症リスクを低下させるために、次のように対策することが大切です。
不規則な生活は自律神経のバランスを崩し、髪に欠かせない栄養の供給を低下させる恐れがあります。また、睡眠不足は成長ホルモンの分泌低下を招き、髪の成長に悪影響を及ぼします。毎日、残業で帰宅が遅い、夜更かしをしている、昼夜逆転の生活をしているといった方は、生活を見直すことが大切です。
髪の成長に必要なタンパク質やビタミン、ミネラルなどを十分に摂ることが大切です。主食・主菜・副菜・汁物が揃ったメニューを心がけることで、これらの栄養を自然に摂ることができます。また、1日3食規則正しく食べましょう。食事を抜くと、次の食事のときに糖質を過剰に取り込んでしまい、血糖値が急激に上昇します。
血糖値はインシュリンによって正常な値に戻りますが、このような食生活を続けると糖尿病を発症し、血糖値が高い状態が慢性的に続きます。血糖値が高い状態では血流が悪化するため、髪に必要な栄養が十分に供給されなくなり、結果的に薄毛のリスクが高まるのです。
栄養を頭皮に供給するのは血液の役割です。血液の流れが悪くなると栄養を十分に供給できなくなります。心臓が送り出した血液は、全身の筋肉の助けを借りて臓器や皮膚などへ送り届けられます。運動不足の方は、血流に関わる筋肉量が少ないため、頭皮への栄養の供給が低下する恐れがあるのです。
1日30分のウォーキングを週3回程度行うなど、適度な運動を習慣づけましょう。また、デスクワークで1日中座りっぱなしの人は、休憩時に少しでも歩くようにしてください。通勤時はエレベーターやエスカレーター、車などをできるだけ使わないようにして、運動量を増やしましょう。
大きなストレスは、自律神経のバランスを崩します。自律神経は交感神経と副交感神経で成り立ち、ストレスを感じたときは交感神経が優位になり血管が収縮します。大きなストレスを感じると、交感神経が優位になっている状況が長く続き、頭皮への血流が低下するのです。その結果、髪の成長に必要な栄養が十分に供給されなくなり、薄毛が悪化する恐れがあります。ストレスをできるだけ感じない環境に身を置くと共に、ストレスをこまめに解消することが大切です。
薄毛が少しでも気になったら、できるだけ早く医療機関で治療を受けることが大切です。手軽な薄毛ケアとして育毛剤を使う方法がありますが、これはAGAの進行を抑えたり髪を増やしたりはできません。そのため、育毛剤だけで対処しようと考えて医療機関を受診しないでいると、薄毛が進行してしまいます。
薄毛は完治が難しいものですが、早期に対処すれば大きなコンプレックスになるのを防げる可能性があります。
薄毛に悩んだら、まずは薄毛専門クリニックを受診しましょう。薄毛の原因を突き止めた上で、症状やライフスタイルに合った治療計画を提案してくれます。
薄毛は一生治らないと不安に感じる方は多いでしょう。薬で早期に治療を始めることで、薄毛の悩みが大きくなるのを防げる可能性があります。薄毛の進行抑制や発毛は、市販品では実現できません。まずは、薄毛専門クリニックを受診して、薄毛の原因を調べてもらいましょう。薄毛の原因に応じた適切な治療を受けることで、薄毛の悩みを解消できる可能性があります。当院では、様々な薄毛治療をご提案しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
