発毛・育毛、AGA・薄毛治療なら水戸中央美容形成クリニック


頭皮がかゆい場合は、ヘアケアの方法を見直すことが大切です。かゆみの原因を取り除かなければ、かゆみがますます強くなる恐れがあります。また、頭皮に炎症が起こることで、髪が部分的に抜けて薄くなる場合もあるでしょう。ここでは、頭皮のかゆみの原因や対策、予防法について詳しくご紹介します。
頭皮のかゆみを防ぐ方法の前に、原因を知ることが大切です。原因を取り除きつつ予防法を実践することで、頭皮のかゆみをしっかり防げます。それでは、頭皮のかゆみの原因について詳しくみていきましょう。
どのようなメリットがあるのか、詳しくみていきましょう。頭皮の汚れが洗い流せていないと思い込み、洗浄力が強いシャンプーでゴシゴシと洗ってしまう方は少なくありません。確かに、頭皮の汚れがかゆみを引き起こすこともありますが、過剰なシャンプーも頭皮のかゆみの原因なのです。
洗浄力が強いシャンプーは、頭皮を外部刺激から守る皮脂を必要以上に洗い流します。その結果、頭皮の水分が蒸発してバリア機能が低下し、小さな刺激で炎症が起こるようになります。この炎症に伴って、かゆみが発生するのです。
頭皮のかゆみを我慢できずにかきむしると、バリア機能がますます低下してしまいます。そこに刺激が加わり、さらに炎症が強くなってかゆみが増すという悪循環に陥る恐れがあります。また、爪をケアできていない人は、爪と皮膚の間に汚れが溜まりがちなため、頭皮に感染が起きるリスクが高いでしょう。
ひどい炎症が起きると、その部分の髪が抜け落ちる場合があります。ただし、AGAのような進行性の薄毛とは違い、炎症が治まれば髪は再び生えてきます。
頭皮は、ターンオーバーという仕組みで生まれ変わりを繰り返しています。頭皮は、外側から順に、表皮、真皮、皮下組織で構成されています。表皮は最も外側の角層を含む4つの層で構成されており、下層から上がってきた新しい皮膚細胞と入れ替わる形で角質細胞が生まれ変わるのです。
睡眠不足だと、ターンオーバーに必要な成長ホルモンの分泌が低下して、頭皮のターンオーバーが乱れてしまいます。その結果、古い角質が頭皮に留まります。古い角質はバリア機能が低いため、頭皮が外的刺激に弱くなり、かゆみが起こりやすくなります。
頭皮の血行が悪くなっていると、頭皮や髪が栄養不足になります。身体が冷えていたり、運動不足で筋力が落ちていたりすると、全身に血液を循環できなくなるのです。頭皮が冷たい、硬いといった場合は、血行が悪くなっている可能性があります。
「洗髪」と言えば、「髪を洗う」という意味ですが、実際には頭皮を洗うイメージを持つことが大切です。頭皮から分泌された皮脂は、空気中のホコリや化学物質を吸着して頭皮に留まります。髪だけを洗う場合、頭皮に付着した汚れを十分に洗い流せないため、かゆみが起こりやすくなります。
頭皮のかゆみは、次のように対処しましょう。
頭皮のかゆみは、炎症に伴って起こります。そのため、炎症を抑える薬を使うことで改善が期待できます。薬局やドラッグストアでも抗炎症薬が販売されていますが、原因を突き止めるためにもクリニックを受診した方がよいでしょう。
頭皮の炎症が鎮まったら、外部刺激から頭皮を守るために保湿ケアをしましょう。サラサラしたローションタイプの保湿剤は、髪にも使えます。ベタつきのある高保湿タイプの保湿剤は頭皮がベタベタになる恐れがあるため、避けてください。
また、中には空気中の水分を吸着することで、サラサラしているのに保湿力が高い薬もあります。このような保湿剤は医師に処方してもらえるので、やはり頭皮にかゆみが起きたときはクリニックを受診した方がよいでしょう。
頭皮のかゆみが治まったら、次は予防法を実践しましょう。頭皮のかゆみの予防法は次のとおりです。
頭皮に合わないシャンプーを使うことで頭皮にかゆみが起こります。何十種類もの保湿成分が配合されたシャンプーなどではなく、シンプルで頭皮への影響が少ないシャンプーを使いましょう。頭皮が乾燥しがちな場合は、洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーがおすすめです。
水分をほとんど含まないマットワックスは、シャンプーで二度洗いしなければ落とせません。髪に付着したワックスはなかなか落ちなくても、頭皮の皮脂は洗い流されてしまいます。そのため、1回のシャンプーで落とせるワックスを使うことが大切です。また、ジェルは水分が大部分を占めるため、1回のシャンプーで簡単に落とせます。ただし、セット力が強いものは二度洗いが必要です。
頭皮に適したシャンプーを使用しても、間違った方法で洗うと頭皮にダメージが及びます。正しいシャンプーの方法を詳しくみていきましょう。
(1)ぬるま湯で頭皮と髪を洗う (2)シャンプーを泡立てて頭皮を洗う (3)指の腹で丁寧にマッサージするように洗う (4)ぬるま湯で丁寧にすすぐ
かゆいからといって爪を立てると、頭皮を傷つけてしまいます。指の腹で、頭皮の汚れを落とすイメージで丁寧に洗いましょう。また、シャンプーの泡を十分にすすげていないこともかゆみに繋がるため、十分にすすいでください。
ドライヤーを頭皮の近くから当てると、頭皮の水分が奪われてしまいます。頭皮が乾燥すると、かゆみやフケなどの症状が現れるため、正しいドライヤーの方法を覚えておきましょう。ヘッドは常に振って、同じところに温風が当たらないようにしてください。また、頭皮から30cm以上は離しましょう。
頭皮のかゆみが強いときは、自分で対処しようとせず、まずはクリニックを受診してください。市販薬は処方薬と比べて効果が低いため、炎症を十分に抑えられない可能性があります。また、頭皮のかゆみによって頭皮をかきむしることで髪が抜けている場合は、なおのことクリニックで適切な治療を受けることが大切です。
頭皮にかゆみが起きるような状態では、薄毛のリスクも高まります。かゆみは薄毛の前兆の可能性もあるため、前髪の生え際が後退していないか、頭頂部は薄くなっていないかチェックしてみましょう。
頭皮のかゆみは薄毛の前兆の可能性があります。放置するとかゆみが強くなり、部分的に髪が抜ける場合もあるため、まずはクリニックで適切な治療を受けましょう。また、前髪の生え際や頭頂部などがかゆくて薄くなってきた気がする場合は、薄毛専門クリニックを受診することをおすすめします。