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薄毛には亜鉛が効果的?1日の摂取量の目安や摂るときの注意点を解説

薄毛には亜鉛が効果的との噂を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。結論から言えば、亜鉛を摂るだけで薄毛が改善することはありませんが、栄養状態が整うことで本来の発毛力を取り戻せる可能性があります。今回は、薄毛と亜鉛の関係や1日の摂取量の目安、摂取するときの注意点について詳しくご紹介します。

◆亜鉛とは

亜鉛はミネラルの一種で、タンパク質を髪や筋肉、皮膚、臓器などに変える働きがあります。つまり、亜鉛は生命維持に欠かせないミネラルなのです。

◆髪に関する亜鉛の働き

それでは、髪に関する亜鉛の働きについて詳しくみていきましょう。

ケラチンの生成に必要

髪は、18種類のアミノ酸が結合したケラチンで構成されています。アミノ酸は、肉や魚、卵などから摂取したタンパク質が分解された栄養素です。そして、アミノ酸をケラチンに合成するには、亜鉛が欠かせません。

もし、亜鉛が不足すれば、どれだけアミノ酸を十分に摂取しても、健康な髪を作れなくなります。つまり、亜鉛は髪に良い栄養素というよりは、髪に必要な栄養素なのです。

5αリダクターゼと男性ホルモンの結合を抑える

亜鉛には、5αリダクターゼと男性ホルモンのテストステロンの結合を抑え、AGAのリスクを低減する働きがあります。AGAは男性型脱毛症とも呼ばれ、前髪の生え際が後退したり頭頂部が薄くなったりして、少しずつ薄毛の範囲が広がっていく病気です。

AGAが発症する仕組みの一部に、「男性ホルモンのテストステロンが頭皮の5αリダクターゼII型と結合する」というものがあります。亜鉛には、5αリダクターゼとテストステロンの結合を抑える働きがあるため、十分に摂ることでAGAを抑制できる可能性があるのです。

ただし、亜鉛を十分に摂ったからといって、AGAが改善するわけではありません。そのため、「AGAが気になるときは亜鉛を摂る」というのは、間違った情報と言えるでしょう。

◆亜鉛の摂取量の目安

亜鉛だけではなく、どのような栄養素も摂取量の目安が設けられています。亜鉛の摂取量の目安は、1日あたり男性が約10mg、女性が約8mgとされています。

◆亜鉛を多く含む食品

亜鉛は、牡蠣や煮干し、カニ、うなぎ、干しエビ、豚レバー、ビーフジャーキー、卵黄、アーモンド、プロセスチーズ、大豆、わかめ、乾燥ひじき、ピュアココア、抹茶などに多く含まれています。

これらの飲食品をバランスよく食事に摂り入れるとよいでしょう。

◆亜鉛を効率よく摂るためのポイント

亜鉛を効率よく摂るために、次のポイントを押さえることが大切です。

カフェインやカルシウムと一緒に摂るのを避ける

カフェインやカルシウムには、亜鉛の排出を促す働きがあるため、亜鉛と一緒に摂らない方がよいでしょう。例えば、コーヒーや牛乳などに注意が必要です。また、抹茶には亜鉛が豊富に含まれていますが、カフェインの含有量も非常に多いため、亜鉛を効率的に摂取できません。

そのほか、食物繊維やお茶に含まれるタンニンも亜鉛の排出を促します。しかし、食物繊維は健康維持に欠かせないものであり、お茶を飲むことは日本の文化のため、避けることは難しいでしょう。

必要に応じてサプリメントを利用する

亜鉛の摂取量がどうしても不足する場合は、サプリメントの利用も検討しましょう。ただし、サプリメントには亜鉛が豊富に含まれているため、食事から十分に摂っている人が飲むと、過剰摂取になる恐れがあります。

亜鉛がどの程度不足しているのかを確認したうえで、サプリメントを選びましょう。また、1日2粒目安のところ1粒のみ飲むなど、量を調整してください。

◆亜鉛と一緒に摂りたい栄養素

薄毛対策として亜鉛を摂るのであれば、次の栄養素も一緒に摂ることをおすすめします。

ビタミンB群

ビタミンB2やビタミンB6には、代謝を活性化することで髪の成長をサポートする働きがあります。また、頭皮の皮脂分泌を整えることで、赤みやかゆみなどを抑える効果も期待できます。ビタミンB2、ビタミンB6を多く含む食べ物は次のとおりです。

ビタミンB2…レバー、青魚、卵、乳製品、大豆

ビタミンB6…肉類、鮭、まぐろ、ナッツ類

ビタミンE

ビタミンEには、血管を拡張して頭皮の血流を促す働きがあります。亜鉛をはじめとした栄養が髪に供給されやすくなるため、髪の成長促進が期待できます。ビタミンEは、魚介類やごま、植物油脂を含むマヨネーズやサラダ油などに多く含まれており、日本人の食生活では基本的に不足する心配はありません。

◆亜鉛が不足したときに起こり得るトラブル

亜鉛が不足すると、髪の成長が阻害されるだけではなく、次のようなトラブルが起こる恐れがあります。

  • 味覚障害
  • 肌の乾燥や湿疹などの肌トラブル
  • 性機能の低下
  • 貧血
  • 食欲不振
  • 下痢
  • 風邪をひきやすくなる

日本人は亜鉛不足の傾向があるともいわれているため、亜鉛を意識的に摂ることが大切です。

◆亜鉛の過剰摂取に要注意

亜鉛を1日100mg以上摂ると、吐き気や嘔吐、脱水、発熱、倦怠感などの副作用が現れる恐れがあります。また、亜鉛は銅を排出する働きがあるため、継続的に亜鉛を多量に摂ると、銅不足による副作用が現れるともいわれています。

◆薄毛対策として亜鉛を摂るときの注意点

薄毛対策として亜鉛を摂るときは、次の注意点を覚えておきましょう。

亜鉛を摂っても髪は生えてこない

亜鉛を摂ったからといって、薄毛が改善したり髪が伸びやすくなったりすることはありません。ただし、亜鉛が不足している場合に亜鉛を十分に摂ることで、髪の成長状態が改善する可能性があります。

亜鉛以外の栄養もバランスよく摂る必要がある

亜鉛だけを摂取しても、アミノ酸やビタミンB群、ビタミンEなどが不足していると髪の成長に支障をきたす恐れがあります。亜鉛以外の栄養もバランスよく摂ることが大切です。

◆薄毛が気になったらまずはクリニックを受診しよう

薄毛が気になったら、亜鉛を摂る前にクリニックを受診しましょう。AGAによる薄毛は、亜鉛を摂取しても改善しません。亜鉛を摂れば薄毛が改善すると思い込むことで治療が遅れると、薄毛の範囲が広がってしまいます。

クリニックでは、内服薬や外用薬などによる薄毛治療を受けられるほか、生活習慣や食生活のアドバイスも得られます。

◆まとめ

髪の成長に亜鉛は欠かせませんが、摂取すれば髪が生えるわけではありません。ビタミンB群やビタミンEなども一緒に摂ることが大切です。また、男性の薄毛の多くは、亜鉛とは関係が薄いAGAが原因とされています。AGAはクリニックで治療を受けなければ改善が期待できません。薄毛が気になるときは、亜鉛を摂取するよりも前にクリニックを受診することをおすすめします。

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