発毛・育毛、AGA・薄毛治療なら水戸中央美容形成クリニック


髪が細くて悩んでいる方には、ヘアケアの見直しをおすすめします。正しいヘアケアによって、太くてコシのある髪へと導けます。ただし、AGAによって髪が細くなっている場合は、セルフケアでは改善が期待できません。ここでは、髪が細い原因と正しい対処法のほか、クリニックを受診する必要性について詳しくご紹介します。
髪が細くなると、次のような問題が起こります。
髪が細くなると、太い髪と比べてボリュームが少なくなります。例えば、周囲1mmの髪と2mmの髪では、100本で10cmもの差が生じます。同じ髪の量でも、髪が細い方がボリュームが少なくなるのです。
細い髪は、パサついている傾向があります。髪がパサつくことで不健康そうに見えたり、美容面に影響が及んだりします。
髪がパサつくと、ワックスやジェルでうまくまとまりません。一時的にセットできても、風が吹いたときにすぐ乱れてしまいます。ヘアセットがうまくできないことで美容面に支障をきたし、自信を失う可能性があります。
まずは、髪が細くなる原因から詳しくみていきましょう。
髪の主成分はケラチンというタンパク質です。肉や魚、卵などから摂取したタンパク質は、アミノ酸に分解されて体内に取り込まれます。そして、亜鉛の働きによってケラチンに合成されて髪の一部になるのです。また、ビタミンは新陳代謝に深く関係しており、健康な髪を維持するために欠かせません。
このように、太くてコシのある髪を維持するには、タンパク質とビタミン、ミネラルをバランスよくとることが大切です。外食やコンビニ食が続くと、ビタミンやミネラルが不足しがちになります。また、好き嫌いが激しかったり、過度なダイエットを長期的に続けていたりする場合も、慢性的に栄養が不足します。
髪は、外側から順にキューティクル、コルテックス、メデュラの3つで成り立っています。キューティクルは髪をコーティングすることで、髪の成分の流出を防いでいます。しかし、間違ったヘアケアを続けているとキューティクルが開きっぱなしになり、髪の成分が流出してしまうのです。
入浴後に髪を乾かさない、髪を摩擦するように洗っている方は、キューティクルが開きっぱなしになることで髪の成分が流出し、髪が細くなる恐れがあります。
AGAになると、髪の成長が阻害されることで細くて短い髪が増えます。AGAは、男性ホルモンのテストステロンが頭皮の5αリダクターゼII型と結合することで悪玉男性ホルモンが生じ、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体に取り込まれることで発症します。
髪の成長期が短縮され、退行期へと移行することで髪の成長が止まるのです。
甲状腺疾患や鉄欠乏性貧血などがあると、髪が細くなる場合があります。原因となる病気を治療することで、髪の太さが元に戻るでしょう。体調に何らかの変化がある方は、かかりつけ医に相談してみてください。
詳しい検査が必要と判断されると、予想される病気の診療を得意とする診療科を紹介してもらえます。
髪が細いときは、原因に応じて適切に対処することが大切です。髪が細いときの対処法について、詳しくみていきましょう。
髪の栄養が不足している場合は、タンパク質やビタミン、ミネラルなどを十分にとりましょう。肉や魚、卵、大豆製品などの摂取量が少ない場合は、タンパク質が不足している可能性があります。また、野菜や果物の摂取量が少ない場合はビタミン、魚介類が少ない場合はミネラルが不足していると考えられます。
1日3食、規則正しく食事をとりつつ、毎食の栄養バランスに考慮して献立を決めましょう。
どれだけ栄養バランスが整っていても、髪に栄養を送り届ける血流が低下していると、髪が栄養不足になります。そのため、頭皮マッサージで髪への血流を促すことが大切です。頭皮全体をつかみ、頭皮を動かすようにマッサージしましょう。また、こめかみや頭頂部、首の後ろなど、気持ちがよいと感じるところを適度な力で押してください。
髪の摩擦によってキューティクルが剥がれないように、丁寧に洗いましょう。また、濡れた髪はキューティクルが開いているため、髪をゴシゴシと拭くことで髪の成分が流出します。髪は、柔らかいタオルで挟み込むように水滴を取り除きましょう。
しっかりタオルドライをして、ドライヤーの時間を減らすことも重要です。ドライヤーをあてるときは、髪から30cm以上離してください。また、常にドライヤーを振って、同じ箇所に温風が当たり続けないようにしましょう。
髪が細くなったうえに抜け毛も増えた場合は、AGAの可能性があります。AGAの可能性がある場合は、早めにクリニックを受診しましょう。なぜ、クリニックの受診が必要なのか詳しく解説します。
AGAは、男性ホルモンがテストステロンが5αリダクターゼII型と結合して生じた悪玉男性ホルモンによって引き起こされるため、ヘアケアや栄養バランスのとれた食事などでは改善が期待できません。セルフケアで改善できると思い込み、間違った対処を続けてしまうと、その間にAGAが進行してしまいます。
AGAを根本から改善する薬は現時点で開発されていません。しかし、AGAの進行を抑える薬は存在します。薬を飲み続けてAGAの進行を抑えることで、薄毛の悩みを解消できる可能性があります。
AGAかどうかは、自分では確認できません。医師の問診や視診、触診、各種検査などの結果を踏まえ、総合的に診断する必要があります。薄毛は、栄養不足や運動不足、ストレス、間違ったヘアケア、全身の病気など、さまざまな要因で起こるため、まずはクリニックで原因を突き止めることが大切です。
髪が細くなってきたと感じた場合は、早めにクリニックを受診しましょう。髪が細くなった原因に応じて対処することで、薄毛の悩みが大きくなるのを防げる可能性があります。AGAは放置すると進行するため、できるだけ早く対処しなければなりません。薄毛治療の実績が豊富で、信頼性が高いクリニックを受診しましょう。