発毛・育毛、AGA・薄毛治療なら水戸中央美容形成クリニック

お問い合わせ専用フリーダイヤル 0120-007-763

筋トレと薄毛は関係ある?覚えておきたい男性ホルモンとAGAの関係

筋トレをするとハゲるとの噂を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。筋トレには、筋肉量を増やして基礎代謝を上げたり、力を出せるようになったりと、さまざまなメリットがあります。実際、筋トレと薄毛やAGAが関係しているのか気になりますよね。そこで今回は、筋トレと薄毛がどのように関係しているのか詳しくご紹介します。

◆AGAの原因は男性ホルモン

まずは、薄毛の主な原因のAGAについて確認しておきましょう。AGAの原因は男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼII型酵素と結びつき、ジヒドロテストステロンに変化することが関連しています。

ジヒドロテストステロンは、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体に取り込まれ、薄毛を引き起こす信号を出すようになるのです。その結果、髪の成長が阻害され、薄毛になります。

◆筋トレは男性ホルモンを増加させる

筋トレには、男性ホルモンのテストステロンを増やす効果が期待できます。テストステロンはジヒドロテストステロンの元となるホルモンのため、筋トレがAGAを進行させるとの噂が広まったのでしょう。それでは、実際のところ筋トレでテストステロンが増加するとAGAが進行するのでしょうか。

◆筋トレしてもAGAが進行するわけではない

結論からいうと、筋トレをしてもAGAが進行するわけではありません。筋トレをしてから薄毛が進行したと感じていても、それは筋トレを始めたタイミングと薄毛の進行が重なっただけだと考えられます。筋トレがAGAと関係がない理由について詳しくみていきましょう。

テストステロンの増加はAGAの原因ではない

テストステロンそのものは、AGAを引き起こしません。ジヒドロテストステロンに変わり、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体に取り込まれ、脱毛の信号を出すことでAGAを引き起こします。そのため、筋トレでテストステロンが増えても、AGAが悪化することはないのです。

5αリダクターゼの活性や男性ホルモン受容体の感受性が関係する

AGAの発症のしやすさには、5αリダクターゼの活性や男性ホルモン受容体の感受性が関係しています。5αリダクターゼの活性が強いほどに、テストステロンと結びついてジヒドロテストステロンを作りやすくなります。そして、男性ホルモン受容体の感受性が高いと、ジヒドロテストステロンを取り込みやすいのです。

このようなAGAの要因は、筋トレと関係がありません。両親からの遺伝などが関連して、AGAの発症しやすさが決まるとされています。

◆筋トレで髪と頭皮を健康に保とう

筋トレは、薄毛やAGAを引き起こさないばかりか、髪や頭皮に良い影響を与える可能性があります。筋トレが髪や頭皮に与える影響について詳しくみていきましょう。

血流が促される

筋力トレーニングを行うと、血流が促されます。頭皮への血流が良くなることで、栄養や酸素が頭皮と髪に行き渡りやすくなるのです。髪や頭皮の栄養不足は、薄毛の原因の1つです。タンパク質やミネラル、ビタミンなどさまざまな栄養が十分に行き渡ることで、頭皮と髪を健やかに保てます。

ストレス解消になる

筋力トレーニングで身体を動かすと、ストレスを解消できます。ストレスは、自律神経のバランスを崩して、血流を低下させてしまいます。その結果、頭皮と髪に栄養が行き渡りにくくなり、薄毛のリスクが上がるのです。ストレスの原因は、人間関係のトラブル、仕事でのミス、育児など様々です。

ストレスが溜まりすぎると、簡単に解消できなくなるため、こまめに解消させましょう。筋力トレーニングを習慣づけることで、大きなストレスが溜まるのを防げる可能性があります。

成長ホルモンが分泌される

筋トレをすると、成長ホルモンの分泌が増えるといわれています。成長ホルモンは、髪や頭皮の成長に深く関係しているホルモンです。筋力トレーニングを継続することで、髪や頭皮の状態を良好に保ちやすくなる可能性があります。

成長ホルモンは良質な睡眠をとることで分泌を促せるため、睡眠環境や睡眠前の行動を見直しましょう。

◆筋トレをするときの注意点

筋トレのタイミングやその後の行動などに注意が必要です。結果的に薄毛のリスクが上がる可能性があります。筋トレをするときは、次の注意点を守りましょう。

汗をかいたらシャワーを浴びる

筋トレで汗をかいたら、シャワーを浴びましょう。汗を放置すると、雑菌が増えやすい環境になるため、頭皮環境が乱れたりニオイが出たりする恐れがあります。雑菌が増えて毛穴に炎症が起こると、発毛に悪影響が及ぶ場合もあるため注意が必要です。

また、シャワーを浴びるときは、必ずシャンプーを使いましょう。シャンプーを使わずに洗うと、皮脂汚れを洗い流せず、雑菌が増えやすくなります。

負荷をかけすぎない

筋トレは、無理のない強度で長く続けることが大切です。負荷をかけすぎると、ストレスが溜まってしまうでしょう。また、長続きしなくなり、筋トレの効果を十分に得られなくなる可能性もあります。普段から筋トレをしていない方は、軽いダンベル運動や1日20~30回程度のスクワットから始めましょう。

慣れてきたら負荷を上げていくことをおすすめします。

寝る直前の筋トレを避ける

寝る直前に筋トレをすると、寝つきが悪くなる可能性があります。寝つきが悪くなると睡眠の質が低下して、成長ホルモンの分泌が少なくなる恐れがあるのです。筋トレが逆効果になってしまうため、寝る直前には行わないようにしましょう。

寝る直前には、軽いストレッチがおすすめです。筋肉がほぐれたり血流がよくなったりして、心身ともにリラックスできます。

筋肉量を増やすためにタンパク質ばかり摂らない

筋トレ中は、筋肉量を増やすためにタンパク質を積極的に摂る方が多いのではないでしょうか。タンパク質は、髪や頭皮の材料でもありますが、他の栄養素が不足しないよう注意が必要です。頭皮や髪を作るには、ビタミンやミネラルも十分に摂らなければなりません。

また、タンパク質を多く含む肉を食べる際には、部位の選び方に注意しましょう。脂身が多い肉を食べると、脂質を摂りすぎてしまいます。その結果、皮脂の分泌が増えて毛穴をつまらせる可能性もあります。

肉や魚、卵、大豆などさまざまな食品からタンパク質を摂りましょう。そして、野菜や果物、きのこ類なども食べることが大切です。

◆まとめ

筋トレが薄毛と関係しているとの噂は、事実ではありません。AGAに関係しているのは、5αリダクターゼの活性度や男性ホルモン受容体の感受性とされています。筋トレは、髪や頭皮に良い影響を与える可能性もあるため、意識的に取り組みましょう。筋トレを始めてから髪が薄くなったと感じても、筋トレは関係ないと考えられます。少しでも薄毛が気になったら、早めにクリニックを受診しましょう。

水戸中央美容形成クリニック フリーダイヤル:0120-007-763

私たちにお任せください。担当医が親身に対応いたします。

クリニック紹介
  • HARG治療について
  • 症例とQ&A
  • 料金表
  • 毛髪コラム
  • 女性の薄毛治療
  • 当院は自由診療のクリニックです。公的保険については適用範囲外となります。