発毛・育毛、AGA・薄毛治療なら水戸中央美容形成クリニック


ドライヤーは、正しく使わなければ薄毛を招く可能性があります。ドライヤーは毎日使うため、使い方を間違えていた場合の髪や頭皮への影響は大きいでしょう。普段のヘアケアに加えて、正しくドライヤーを使うことで、薄毛のリスクを抑えられます。今回は、薄毛とドライヤーの関係と正しい使い方について詳しくご紹介します。
ドライヤーの使い方を間違えると、薄毛のリスクが上がります。なぜ、薄毛のリスクが上がるのか詳しくみていきましょう。
ドライヤーの使い方を間違えると、頭皮と髪が熱ダメージを受けます。本来、髪は表面をコーティングするキューティクルが保護していますが、強い熱を受けると剥がれてしまうのです。
キューティクルは、髪の水分や栄養などの流出を防いでいるため、ドライヤーの熱で剥がれると、パサついたダメージヘアとなります。このような髪が増えると、部分的に髪のボリュームが失われてしまうでしょう。
また、頭皮が熱ダメージを受けると乾燥するため、さまざまな刺激に弱くなります。その結果、毛穴に炎症が起きて抜け毛が増える可能性があるのです。
ドライヤーの熱風を同じところに当て続けるなどすると、頭皮と髪が乾燥します。頭皮が乾燥すると、皮脂不足を身体が察知して、皮脂を過剰に分泌させてしまいます。その結果、髪がベタついたり雑菌が繁殖したりするのです。雑菌が増えると炎症が起こるため、抜け毛の一因となります。
ドライヤーの熱によるダメージを気にしすぎると、結果的に生乾きになってしまうでしょう。このような髪と頭皮が濡れているまま寝てしまうと、頭皮に雑菌が増えて炎症が起こりやすくなります。その結果、頭皮環境が乱れて薄毛のリスクが上がるのです。
雑菌は、湿った環境を好むため、生乾きの状態で寝ると異常に繁殖します。なお、頭皮の雑菌は常在菌のため、普段は頭皮トラブルを引き起こしません。しかし、常在菌が異常に増えることで、悪影響を及ぼすようになるのです。
髪が生乾きのまま寝ると、寝具との摩擦でダメージを受けてしまいます。髪が濡れるとキューティクルが開きますが、この状態では髪が無防備な状態です。そのため、摩擦ダメージの影響が大きくなります。
それでは、具体的にどのようなドライヤーの使い方がNGなのか詳しくみていきましょう。
髪と頭皮に近すぎる位置からドライヤーを当てると、それだけ強い熱ダメージを与えてしまいます。早く乾かしたいからといって、近くから当てるのはやめましょう。
ドライヤーを同じところに当て続けると、ある程度の距離をとっていても、髪と頭皮が熱ダメージを受けてしまいます。生乾きを防ぎたいからといって、同じところに当て続けるのはやめましょう。
頭皮をゴシゴシこすりながら乾かすと、頭皮と髪がダメージを受けてしまいます。塗れた髪はキューティクルが開いており、ダメージを受けやすいため、たとえ指の腹を使ったとしてもダメージを受けるのです。
タオルドライをしてからドライヤーを当てないと、熱風を当てている時間がどうしても長くなります。また、水滴が落ちるほどに髪が濡れている状態では、内側までしっかり乾かないでしょう。
生乾きが良くないと思い、髪を乾かしすぎるとパサついてしまいます。また、結果的に頭皮にまでダメージが及ぶため、薄毛につながるのです。
それでは、ドライヤーの正しい使い方について詳しくみていきましょう。
ドライヤーは、頭皮と髪から一定以上離しましょう。熱風の温度は、ドライヤーと髪や頭皮との距離が約10cmで約100℃、約20cmで約70℃といわれているため、目安として30cm以上は離すことをおすすめします。
それでも熱によるパサつきを感じる場合は、使っているシャンプーや洗い方に問題があるかもしれません。
ドライヤーの熱風が同じところに当たり続けないように、振りながら使いましょう。髪に熱が蓄積されるのを防げると同時に、短時間で広範囲を乾かせます。あまり大きく振ると、髪がうまくまとまらなくなるため、手首のスナップを利かせて振りましょう。
髪についた水分をタオルドライである程度取り除きましょう。柔らかいタオルで髪と頭皮を包み込むように乾かすことが大切です。塗れた髪はキューティクルが開いているため、硬いタオルでゴシゴシこすると、髪がダメージを受けてしまいます。また、髪の根元にも水分が溜まるため、髪の根元から包み込むように乾かしましょう。
髪は、約8~9割だけ乾かすようにしましょう。残り約1~2割は自然乾燥で問題ありません。寝る前までに完全に乾くため、生乾きの状態で寝ることにもならないのです。
ドライヤーによっては、空気中の水分を髪に吸着させることで熱ダメージから守るものがありますが、薄毛とは直接的な関係はありません。多少は髪へのダメージを和らげられますが、重要なのは乾かし方です。
どれだけ髪に優しいとされるドライヤーを使っても、正しく乾かさなければダメージを受けてしまいます。ドライヤーではなく、乾かし方を見直して薄毛を防ぎましょう。
正しくドライヤーを使っていても、頭皮のパサつきを感じる場合があります。これは、加齢や栄養不足、血流低下などが原因の可能性があるため、一度クリニックで診察を受けた方がいいでしょう。頭皮環境が乱れていると、結果的に抜け毛が増える場合もあるため、症状によっては治療が必要です。
また、定期的に頭皮と髪を医師に診てもらうことで、AGAによる薄毛も早期発見できます。AGAになると、髪の成長が妨げられることで、短くて細い髪が増えます。頭頂部や前髪の生え際から進行を始めるため、普段から注意しておきましょう。
AGAは、早く治療を始めることで進行を抑えられるため、強いコンプレックスになるのを防げます。
ドライヤーの使い方を間違えると、髪や頭皮に大きなダメージが及び、結果的に抜け毛が増えて髪が薄くなる可能性があります。AGAとドライヤーの使い方は無関係ですが、どちらも薄毛に繋がるため注意が必要です。ドライヤーの使い方が合っているはずなのに頭皮と髪が乾燥している場合は、一度クリニックを受診しましょう。